白内障

白内障

加齢とともに起こる避けられない現象で、
60歳代の多くの人に白内障の症状が認められます。
初期の自覚症状は、目のかすみやまぶしさなどです。
目薬で進行を遅らせることができますが、治す薬はありません。

生活に支障を感じるようになれば、濁った水晶体をとりだして、
人工の眼内レンズを入れる手術が一般的です。
最近の白内障手術は安全なものになっていますので、安心してご相談してください。

緑内障

緑内障

緑内障は40歳以上の方は要注意の目の病気です。
基本的には視野が狭くなる病気で、両目が一緒に進行することはあまりありません。
発症に気がつかなかったり、放置していると、
失明に至ることもある恐ろしい病気です。

全国に200万人の緑内障患者がいるといわれていますが、
多くの人が病気に気づいていません。
早期発見で治療をすれば進行を止められる病気です。

目の定期健診を欠かさないようにしましょう。
治療は、薬剤の使用で眼圧を下げ、一定の状態にコントロールするのが一般的です。
緑内障との付き合い方を知って治療していきましょう。

遠視・近視

遠視・近視

遠視や近視は、目の屈折異常です。
モノがぼやけて見えるために、仕事や学業に影響が出てしまいます。
特に小さい子どもの場合は、遠視になっているのがわからないことがあり、
普段から斜視などの症状に注意をくばる必要があります。

現代のライフスタイルは、テレビやパソコン、ゲームなど、
目に大変負担のかかる環境となっています。
普段から、適度に目を休ませ、照明や読書の姿勢に気をつけるなど、
目の健康に十分な注意が必要です。

結膜下出血

結膜下出血

白目に赤い血が広がる結膜下出血は、みなさん驚いて眼科にいらっしゃいます。
ただ、たいていの結膜下出血は1~2週間で自然に吸収されていきます。

しかし、何度も繰り返したり、なかなか赤みが引かない場合はご相談ください。
高血圧や糖尿病などが原因となっていることもあるので、
その場合は原因の病気をきちんと診断し治療する必要があります。

糖尿病性網膜症

糖尿病性網膜症

糖尿病は自覚症状の少ない病気ですが、さまざまな合併症のうち
最も注意しなくてはいけないもののひとつに、糖尿病性網膜症があります。
自覚症状がない為に、気がつきませんが、網膜が腫れたり、
硝子体の中にまで出血すると、視力の低下として自覚されます。

そのまま放置すれば、場合によっては社会的失明に至ります。
日本の中途失明原因の第二位は、糖尿病性網膜症です。
眼底検査で発見ができるため、定期的な検査を受けましょう。

飛蚊症

飛蚊症

視界にゴミや虫のようなものが見える…こんな体験は誰でも一度はあると思います。
それが飛蚊症です。原因は硝子体に生じた濁りが、網膜に映るためです。
加齢とともに濁りは生じてきますが、生理的飛蚊症は心配がありません。

ただし、網膜剥離や網膜裂孔が原因となり、飛蚊症が発症することがあります。
いつもと違うと感じたら、軽く考えず、眼科医に相談してください。
特に強度近視やアトピーの方は注意が必要です。

乱視

乱視

乱視は、角膜や水晶体の歪みが原因となって起こる屈折異常です。
遠近の距離に関係なく、ものがにじんだりぼやけて見えます。
近視や遠視に比べて発見しにくく、放置されがちです。
しかし、文字が見えにくいと、仕事や学業に影響が出てきます。
また、信号や電光掲示板の文字を読み違えると事故にもつながりかねません。

自覚症状があったら早めに眼科に相談して、
乱視用の眼鏡やコンタクトレンズで矯正をする必要があります。

花粉症

花粉症

目のかゆみは、アレルギー性の結膜炎です。
花粉症は、今や国民病ともいえる病気となっています。
アレルギー性結膜炎は抗アレルギー薬での治療が主になりますが、
外出時に眼鏡やマスクをつけたり、帰宅時に衣服をはたいたりして
花粉を家庭に入れないことも効果的です。

さらに睡眠を充分にとり、バランスのよい食生活を心がけるなど、
アレルギー体質の改善を図る工夫も必要となります。

ドライアイ

ドライアイ

現代社会においてパソコンのモニターを見つめている時間が多くなり、
目を酷使している状態です。
ところが、ほとんどの人は軽く考えて眼科を受診しませんが、
ドライアイが原因となり、深刻な目の病気を招くこともしばしばあります。

目の異物感やまぶしさ、目の痛みを感じたらドライアイを疑い、
気軽に眼科医に相談することをお勧めします。
パソコン使用時には定期的な休息を取り、目を酷使しないよう注意しましょう。

眼精疲労・VDT症候群

眼精疲労・VDT症候群

軽い目の疲れは休めば治りますが、頑固な疲れになると休んでもなかなか治らず、
頭痛や吐き気などの症状へとつながることもあります。これが眼精疲労です。
パソコンやゲームの画面を見つめていて起こるために、
VDT症候群、テクノストレス眼症とも言います。

大切な目のために、定期的に休息を取るように心がけましょう。
また眼鏡、コンタクトレンズの不具合も眼精疲労の原因となりますので、
定期的なチェックが必要となります。

結膜炎

結膜炎

白目やまぶたの裏側が充血することや、ブツブツができることがあります。
目やにやかゆみ、まぶたの腫れなどの症状が出たら、結膜炎の可能性が疑われます。
原因は、細菌、ウイルス、アレルギー物質などがあり、ウイルスによって、
流行性角結膜炎(はやり目)、咽頭結膜炎(プール熱)、急性出血性結膜炎があります。

伝染力が強く特効薬もないので、注意が必要です。
近年では花粉症に伴うアレルギー性結膜炎が、多く発症しています。

網膜剥離

網膜剥離

加齢とともに、硝子体が縮んでいき、その際に網膜剥離が起きることがあります。
またボクシングのように衝撃を目に受け続けたり、
ボールが目にぶつかったりして起きることもあります。
はがれたままの網膜は次第に機能が低下していくので迅速な治療が必要です。

また、剥離の際に網膜が切れたり穴があくことが多く、
これはレーザー治療や手術を行います。
放置すると失明につながりかねませんが、適切な治療で視力は回復します。

角膜炎

角膜炎

細菌やウイルス、カビの一種の真菌などが感染して、
黒目の部分に炎症が起こる病気を角膜炎といいます。
眼科にかかるのが遅れると、治りが遅くなったり、
視力の低下が起こったりしますので、
目の痛みや目ヤニ、充血などを感じたら早めに受診をしてください。

また角膜炎はコンタクトレンズの誤った使用の仕方からも起こりますので、
コンタクトレンズは眼科医の指示に従い、充分注意して使用しましょう。

麦粒腫

麦粒腫

ものもらいとも呼ばれていますが、医学的には麦粒腫といいます。
まぶたの脂腺や毛根に細菌が感染し、炎症を起こした状態を指し、
眼の充血、痛み、かゆみなどがあります。
目をこすってしまいがちですが、症状を悪化させてしまうため、
絶対にこすらないでください。

感染症であるため、治療には抗生物質の点眼薬を使います。
化膿して腫脹が強い場合は切開が必要になることがあります。
症状があれば早目に眼科にご相談ください。

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